当院では痛みの根源をまず検査し、筋肉なのか関節なのか痛みの原因を探っていきます。特に重要とされるのが外的要因となります。
たとえば、一日のうちデスクワークが長いと首から肩にかけての疲労感や筋硬結（コリ）がよく見られます。長時間の姿勢保持やパソコンの入力等による視神経の使い過ぎによって引き起こされていることが考えられますので、当院での徒手による関節運動や機器による治療もそうですが仕事の合間に行えるストレッチや体操の指導も行い痛みの早期改善を促します。

腰は人の主軸になります。生活や仕事での欠かせない筋肉があり、身体を動かしてなくても常に負荷がかかっています。前後屈の痛みの有無、骨格のバランス、脊椎の角度、付着している筋肉の筋硬結など色々な情報を患者様から読み取りストレッチや骨盤等の矯正、手技による筋緊張の緩和や温熱・電気療法を用いてアプローチさせていただきます。腰の痛み・違和感を軽視せずに早めに対処しましょう。対処・予防が出来ていれば腰の痛み、ぎっくり腰などは防ぐ事ができ、痛みが出てからでは改善するまでに時間がかかります。姿勢の改善・筋硬化・血行不良の原因を癖ずく前に早期に治療しましょう。

膝の痛みは、比較的男性より女性の方に多いと思われます。身体のホルモンバランスが悪くなり骨や関節に支障をきたします。正座や動き始め、立ち上がる時などに良く痛みが出ますが、変形性膝関節症ってご存知ですか？これは太ももの骨と、ふくらはぎの骨の間に入っている軟骨がクッションとなり衝突を防いでいます。しかし、骨のバランス・太ももの筋力の低下などが原因で軟骨がすり減り、骨がぶつかり合うと痛みが出て少しずつ変形してきたりします。また、下肢のバランスが悪くなってしまうことやO脚やX脚も関係して痛みが現れることが多いので、当院では下肢のバランスを見て運動療法や関節裂隙に対してハンディプローブや超音波を使用して痛みの根源に対するアプローチを行っていきます。

朝起きた時に首が回らないことがありませんか？頸椎（首）は頭部を支えており、ボーリングの球でいう一番重い球を支えております。骨も細く普段からストレスや負荷がかかっているので些細な事で痛みが現れることもございます。
原因としては筋肉によるもの、頸椎の変形や圧迫、ヘルニアなども考えられます。さらに手の先などにしびれがある場合は要注意です。病院等ですぐ検査しましょう。また、ストレートネックや姿勢不良、猫背やスマホ首なども原因として挙げられます。
当院では首だけでなく背部から治療にあたり近接している部位を緩めることによって原因である痛みを取り除いていきます。きれいなS字カーブを目指して脊柱のズレを正していくことが最も重要です。

スポーツ障害・外傷として多くあげられるものが野球・テニス肘、オスグット・シュラッター病、シンスプリントなどがあります。スポーツ等の運動により同じ動作を反復して行うことが原因として挙げられます。
当院ではどのような動きで痛めたのか、どんなスポーツをしているのか、など丁寧に問診を取らせていただきテーピング固定や運動療法、筋肉や靭帯の治癒能力を高める超音波治療などを実施して痛みや運動制限の早期除去・緩和を促します。

特に多いのが更年期障害による自律神経の乱れからくる神経障害です。この状態は交感神経と呼ばれるものが過剰に反応して起きていることが多く、手技や機器を用いて副交感神経を活性化してあげることで改善がみられます。リラックスしていただく事も重要ですので日々の疲れや疲労の除去も大切になります。また、頸部から肩・腕へと神経が通っており上肢の筋硬結を除去する事も大切です。
当院でしっかりと施術させていただき症状の改善・緩和に努めましょう。